理念・基本情報
香川県東かがわ市にある認知症対応型グループホームミモザ園です。名前の通り春を告げるころには敷地を囲むようにミモザの黄色い花でいっぱいになります。自然に囲まれ一年を通して野鳥のさえずりを聞きながらゆったりと生活を送っていただいてます。
認知症になっても何もできないわけではないのです。「自分の存在を認めてほしい」「今までと変わらない生活をしたい」「自分が他の人と何か違ってる?」そんな思いを抱いている高齢者の方と一緒に「寄り添い、家族のように関わっていきたい」そんなケアがしたいのです。
介護理念 〜みんな一緒に育むしあわせ〜
- 「今日も楽しかった」と言っていただけるように、笑顔で過ごせる生活をしていただきます。
- ゆっくりと一人一人に合わせたリズムで普通の生活をしていただきます。
- できることはご自身で行っていただき、できないわずかなところを支えることで
できる喜びや役割を持って生活をしていただきます。 - 私たちは、娘であり息子であり孫であり、そんな存在になってそばにいたいのです。
充実のサービス
朝のレクリエーション
ラジオ体操を始めとして全身の運動を行い、続いて下肢筋力体操。これは整形の先生に教えて頂いた変形性膝関節症予防、歩行力の低下を起こさないための体操をもとに脚の運動を重点的に行なっています。ビデオ体操は昔なじみの歌謡曲を使って施設職員が踊っているのを撮影したビデオです。映像を見ながら音楽に合わせて踊るという二つの機能を一度に行う訓練でもあります。嚥下体操は飲みこむ力の低下予防、誤嚥予防に行っています。 頭の体操は、言葉遊びで、発想力や記憶力など考える力の低下を予防したり計算力の低下を予防しています。
自由時間
ゆったりと自分の部屋で過ごしたり、利用者様同士やスタッフと一緒に談話したりしています。時間帯によっては、ご自分の洗濯物を干したりたたんで自室に片づけに行ったり、スタッフや利用者様同士で協力し合いながらご自身の居室の掃除をしたりと役割を持って生活を送っていただいています。
口腔ケア
毎食後に必ず歯磨きやうがいを行っていただき、口腔内の清潔保持や健康を維持することで、誤嚥性の肺炎予防や、おいしく食事が継続できるように努めています。
食後
棟によっても、利用者様の介護状態のもよりますが、ご自分の食べた食器は自分で洗ったり食器を拭いたりテーブルを拭いたりなど、家庭で行っていた動作を継続することで機能低下を予防しながら役割を持って生活して頂いています。
健康チェック
朝食後と昼食後に血圧測定と体温測定を行って体調の管理をしています。また週に1回はパルスオキシメーターという器械を使って全身にしっかりと酸素が送られているがチェックも行っています。
自分で出来ることは出来る限り自分で行なう、手伝ってもらいながらでも自分で出来た喜びを持ってもれえるように関わっています。認知症であるからできない、動けないから全て同じところでではなく、私たちが普通に生活している状態をそのまま継続して頂けるように関わっています。